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小規模事業者必見!賢く活用する補助金ガイド【第2弾:小規模事業者持続化補助金】

1.小規模事業者持続化補助金とは?

小規模事業者持続化補助金(以下、持続化補助金)は、小規模事業者が販路開拓や業務効率化のための取り組みを行う際に、必要な経費の一部を補助する制度です。商工会議所や商工会のサポートを受けながら申請できるため、初めて補助金を活用する方でも挑戦しやすいのが特徴です。

補助金の概要

項目 内容
補助率 2/3
補助上限 50万円(条件により最大200万円)
対象経費 販路開拓費、広告宣伝費、設備導入費など
申請窓口 商工会議所または商工会

※様々な枠がございますので、詳細はこちらをご覧ください。

2.申請の流れとポイント

持続化補助金の申請は、以下のステップで進めます。

  • ①公募要領の確認

    • 最新の公募要領を確認し、自社が補助対象に該当するかチェックします。

  • ②経営計画書と補助事業計画書の作成

    • 補助金の目的に沿った具体的な計画を作成します。

    • 商工会議所または商工会に相談すると、アドバイスを受けながら進めることができます。申請のポイントや計画のブラッシュアップを受けられるため、積極的に活用しましょう。

  • ③申請書の提出

    • 必要書類を揃え、電子申請または郵送で提出します。

  • ④審査・採択結果の通知

    • 審査を経て、採択された事業者に結果が通知されます。

  • ⑤事業の実施と報告

    • 採択後、計画に基づいて事業を実施し、完了後に実績報告を提出します。

    • その後、補助金が交付されます。

申請のポイント

ポイント 詳細
具体的な計画の策定 実行可能で効果が見込める計画を立てる
スケジュール管理 公募の締切や報告期限を把握する
商工会議所の活用 申請書の作成や計画のブラッシュアップを支援。特に、初めての申請者にとって強力なサポートとなるため、事前相談を推奨。

3.商工会議所のワンストップサポート

商工会議所では、申請前の相談から、書類作成支援、申請後のフォロー、採択後の事業実施・報告作成支援まで、一貫したサポートを提供しています。

  • ・申請に必要な書類作成のアドバイス

  • ・申請書の内容チェックと改善点の指摘

  • ・採択後の事業実施に関するアドバイス

  • ・実績報告書の作成支援

特に、補助金の申請が初めての方は、商工会議所のワンストップサポートを活用することで、スムーズに手続きを進められるので、ぜひ相談してみましょう。

4.個人事業主の具体的な活用例と注意点

活用例

業種 活用例
飲食店 地域の特産品を活用した新メニューを開発し、SNS広告やチラシでPR
小売業 ECサイトの構築やリニューアルでオンライン販売を強化
サービス業 省力化のための機器導入(例:自動レジ、予約管理システム導入)
理美容業 最新の美容機器導入や店舗リニューアルで顧客満足度を向上
製造業 新商品の試作費用や生産設備の更新に活用
建設業 専門技術向上のための研修費や販促ツール作成
教育・スクール オンライン授業環境の整備やプロモーション動画の制作

注意点

・補助対象経費の確認:すべての経費が補助対象になるわけではなく、事前に確認が必要。

・自己負担分の準備:補助金は経費の一部を補助するため、自己負担分の資金計画も考慮。

・事業実施後の報告義務:事業完了後には報告書の提出が必要で、不備があると補助金が支給されない場合も。

まとめ

小規模事業者持続化補助金は、販路拡大や業務効率化を目指す個人事業主にとって有益な支援制度です。申請には計画の明確化やスケジュール管理が重要ですが、商工会議所のサポートを活用することで、申請の精度が上がり、採択される可能性も高まります。<

商工会議所は、補助金申請の相談だけでなく、事業計画の策定支援や経営アドバイス、採択後のフォローまでワンストップでサポートしています。ぜひ積極的に活用し、事業の発展につなげていきましょう。

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